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コンピューター名を判定して条件分岐させるバッチファイル【共通編】

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コンピューター名を判定して条件分岐させるバッチファイルについて説明します。

対象OS Windows 7,Windows 8.1,Windows 10
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環境変数

コンピューター名で条件分岐させるためには、環境変数の「COMPUTERNAME」を利用します。

試しに echo コマンドで「%COMPUTERNAME%」を呼び出してみます。

echo %COMPUTERNAME%

 
すると、コマンドを実行した端末のコンピューター名が表示されます。

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バッチファイルを作成する

先ほどの内容を応用することでコンピューター名を判定して条件分岐させることができます。

まずは、完全一致検索をさせてからの条件分岐です。

@echo off

if /i '%COMPUTERNAME%' equ 'WIN-12345678910' goto :A
if /i '%COMPUTERNAME%' equ 'WIN-ABCDEFGHIJK' goto :B
goto :Z

:A
echo.
echo ===================================================
echo この端末のコンピューター名は "WIN-12345678910" です。
echo ===================================================
echo.
goto END

:B
echo.
echo ===================================================
echo この端末のコンピューター名は "WIN-ABCDEFGHIJK" です。
echo ===================================================
echo.
goto END

:Z
echo.
echo =========================
echo 該当する端末はありません。
echo =========================
echo.
goto END

:END
pause
exit

 
完全一致の場合の実行結果は以下の通りです。

 
次に、前方一致検索をさせてからの条件分岐です。

サンプルでは前から7文字まで一致させるパターンとなります。

@echo off

if /i '%COMPUTERNAME:~0,7%' equ 'WIN-123' goto :A
if /i '%COMPUTERNAME:~0,7%' equ 'WIN-ABC' goto :B
goto :Z

:A
echo.
echo ====================================================
echo この端末のコンピューター名は "WIN-123********" です。
echo ====================================================
echo.
goto END

:B
echo.
echo ====================================================
echo この端末のコンピューター名は "WIN-ABC********" です。
echo ====================================================
echo.
goto END

:Z
echo.
echo =========================
echo 該当する端末はありません。
echo =========================
echo.
goto END

:END
pause
exit

 
前方一致の場合の実行結果は以下の通りです。

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