Windows OS のバージョン情報を判定して条件分岐させるバッチファイルについて説明します。
対象OS | Windows 7,Windows 8.1,Windows 10 |
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コマンドの確認
Windows OS のバージョン情報で条件分岐させるためには、バージョン情報を表示することができる「ver」コマンドを利用します。
試しに ver コマンドを実行してみます。
ver
すると、コマンドを実行した端末の OS のバージョン情報が表示されます。
バッチファイルを作成する
先ほどの内容を応用することで OS のバージョン情報を判定して条件分岐させることができます。
@echo off ver | find /i "Version 6.1." > nul if %ERRORLEVEL% equ 0 GOTO :WIN7 ver | find /i "Version 6.3." > nul if %ERRORLEVEL% equ 0 GOTO :WIN8.1 ver | find /i "Version 10.0." > nul if %ERRORLEVEL% equ 0 GOTO :WIN10 goto :Z :WIN7 echo. echo ======================================== echo この端末の OS の種類は "Windows 7" です。 echo ======================================== echo. goto END :WIN8.1 echo. echo ========================================== echo この端末の OS の種類は "Windows 8.1" です。 echo ========================================== echo. goto END :WIN10 echo. echo ========================================= echo この端末の OS の種類は "Windows 10" です。 echo ========================================= echo. goto END :Z echo. echo =================== echo それ以外の OS です。 echo =================== echo. goto END :END pause exit
Windows 10 での実行結果は以下の通りです。
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